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ソーシャルワーカーの支援、やりがいとは
ソーシャルワーカーとして、私が幸せだなと思うときは多々ありますがその中に「関わっていた方が、自立し、ワーカーが必要無くなる」瞬間があります。
私たちソーシャルワーカーというのは、その方が最終的にワーカーを必要としなくなることを目的に支援します。
その方の自己実現を支え、そこに向かっていける力がついたときに、ワーカーはそっとその方の手を離します。
そこから先は、その方にとってワーカーは邪魔なだけです。
その手を離そうとする瞬間に、やはり私は、その方の幸せを望みます。
その瞬間に、あぁ、良かったな、と感じます。
結果は結果、他に方法は無かったのか?
その方の手を離した後は、ひたすらに反省します。
ワーカーは、その方を支援する際に様々なプランを考えます。
Aプラン、Bプラン、Cプラン…
その中で最良と考えられるものを本人と話し合い、実行していきます。
その結果としては良かった、かもしれません。
「しかしそれが最良だったか」
というのは常に考えなければいけません。
「これが最高の支援だ」
等とは決して思うわけにはいけません。
それぞれ、私が関わる方も人生があります。
「自分が気付かなかったことはないか」
「知らないことはなかったか」
「もっと良い方法は無かったか」
と反省し、自分自身が良いワーカーであるように努めます。
支援というのは、私がやる場合、有岡さんがやる場合、瀬川さんがやる場合と結果は同じかもしれませんが、道筋は違うのだろうなといつも思っています。
その後のガチョックの役割
本来であれば、ここで支援は途切れてしまうのですが、ガチョックであれば、その後も繋がり続けることができます。
登録、未登録に限らず、どなたでも来れる場所。
「ガチョックにいけば、みんながいる」
という、いつでもそこにいけるということがガチョックの役割としてあります。