福祉事業所の自作看板。自分たちで作る楽しさ。

ガチョックの看板 随分と形になってきました。手作り感が満載です。Nikon D90にて撮影

 

目次

福祉事業所として看板は必要

 

ガチョックは、普通の民家を改装して、事業所にしていますので、外から見ただけでは、福祉事業所だと分かりません。

その為に、看板の設置は必要だと考えました。外から見たときに、ここがガチョックです、という表示が無ければ、入ってこられる方はドキドキします。

実際に看板業者さんに依頼することを検討したのですが、5万円~10万円程度かかるとのことで、それならば、自分たちの手で作ってみようという話になりました。

 

自作の為に必要なもの

 

私たちは、木の質感が好きなので、今回の看板は木を使うことにしました。

ホームセンターに買い出しに行き、私たちが購入したものは以下になります。

・木材(看板用)

・紙ヤスリ

・屋外用の防腐剤

・ラッカースプレー(白)

・クリアスプレー(仕上げ用)

です。

金銭面でも3,000円程度で済んだため、安上がりだと感じました。

 

自分たちが楽しむこと、そして経験になる

 

自作看板を作るのは初めてなので、自分たちなりに工夫をして作成しました。

やったことの無いことですので、やはり失敗もするものです。それを踏まえた上で挑戦することは、自分たちにとって良い方向に働くと考えています。

 

まずは、紙ヤスリで角を丸くしました。

 

次に、屋外用の防腐剤を塗っていきます。

 

防腐剤ですが、1度だけでは無く、2日に分けて、塗る→乾燥→塗るを繰り返しました。

合計で3回は塗ったのですが、塗料が上手く混ざっていなかった為、ムラができてしまったのと、1晩おいても乾燥していなかった為、その部分は紙ヤスリで削ることにしました。

ここは、失敗しましたが、何とかリカバリーしました。

 

この間に、文字を作成しています。

サイズを決めたものを、印刷して、その紙を切り抜いていくという作業を行いました。

文字のサイズに関しては、アドビのイラストレーターというソフトを使って、看板の大きさと同じサイズのものをソフト内で作成し、A4に分けて印刷しました。

その紙を切り抜いたものを、マスキングテープで固定して、上から白色のラッカースプレーを使いました。

 

 

写真を見ていただいたらわかりますが、スプレーをあてることによって、紙が曲がり、木と紙の間に隙間ができてしまいました。

紙単体での、マスキングは難しいことが分かります。

今後は、マスキングテープ単体で作成するか、プラ板などに移しての作成が望ましいことを学びました。

この白色のスプレーも2日にかけておこない、合計3回塗っています。

そして、マスキングを外したものがこちらになります。

 

 

やはり、完璧なマスキングとはならず、少し白色がはみ出てしまっているのがわかります。

作成方法自体は、学べたので、次回の作成時には、もう少し綺麗に仕上げることができるのではないかと思っています。

 

この後は、表面を保護する為のクリアを塗って、完成にしたいと思っています。

 

試行錯誤しながら、作成してみましたが、自分たちで作るのは楽しいものです。

作成している途中で近所のおじさんに「何やこれ」と言って笑われたりもしましたが、近所付き合いのきっかけにもなりました。

 

自分たちで、一生懸命作った看板には、愛着も湧いてきます。なかなか素敵なことだなと思いますし、こういった作業が私たちは好きです。

のんびりと、楽しんでやれたのが良かったなと思っています。