射水市の福祉施設「ガチョック」電話番号を載せない理由

 

目次

電話番号は公開していない

 

ガチョックのような福祉支援施設で、電話番号を公開していない施設は多くはありません。

電話による相談を受け付けたり、必要に応じて連携な際に、やはり電話は必要だからです。

 

それらを理解した上で電話番号をホームページには記載してありません。

 

もちろん、電話はガチョックも持っていて、必要に応じて使用はしていますが、外部の方とのやり取りはメールを中心に行っています。

 

電話を持つよりも、メリットが高いと考えているからです。

 

電話ではなく、来ていただいている方と話をする

 

ガチョックは、居場所という側面がある就労継続支援B型事業所です。

スタッフの人数を考えると、電話を常に受けられる体制を整えるよりも、スタッフが自由に動ける体制であるべきだと考えています。

 

来ていただいている方の相談や、受けている相談に対してその場へ訪問したりする為、事務所を空けていることも多々あります。

「あの事業所は電話に出ない」

と怒られるより

「メールで相談の受付をしているのか」

と思っていただいた方が、相談をされる方も気持ちが良いと私は思っています。

 

電話だと、お互いに時間を合わせて話をする必要がありますが、メールは深夜であろうと早朝であろうと、受信が可能です。

そういった意味でも、使いたいときにメールを送れることは、お互いの為にもなります。

 

電話を使わないことで、ガチョックのスタッフは電話に縛られない支援が可能になります。

作業中も電話がかかってこないので、利用者さんとゆっくり話をすることもできますし、話が中断することもありません。

 

利用者さんにとっても

(あ、澤田が電話中だから、この話は後にしよう)

といったことがなくなるため、

「電話を使わない施設」は利用していただいている方にとっても「スタッフに話しかけやすい施設」であると考えています。

 

また、電話がかかってこない為、スタッフも仕事が集中して行えることも仕事時間の効率化にも繋がっています。

現在は電話番号を公開するよりも、利用者さん、職員にとってもメリットだと考えている為、非公開を続けていく予定です。

 

 

電話を使うときは使う

 

電話での支援業務はしていませんが、完全に使わないということは不可能です。

特に、行政との連携においては、電話を使うことがありますし、支援の中で電話が必須な場面も確実に存在します。

 

その為、ガチョックには電話は存在しています。そして必要時は使用しています。

 

・ホームページで公開はしない

・関係機関との連絡手段として使う

・電話での相談受付はしない

 

といった形で、電話を運用しています。

 

もし、ガチョックに相談したいけれども、どこにも電話番号がない、と思われた方がおられましたら、メールで送っていただくか

いつでも大丈夫ですので、直接ガチョックまでお越しください。