BlackBerryClassicでIP電話を使う為に必要なダイヤラーアプリ

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BlackBerryClassicにはアンドロイドエミュレーターがある

 

BlackBerryClassicには、アンドロイドエミュレーターが入っていまして、一応アンドロイドのアプリを使うことができます。

しかしながら、動作は完全とは言えず、アンドロイドのアプリを入れた場合、不具合が多いのが現状です。

不具合があれども、使うダイアラーも可能であれば日本語が良いと思ってアンドロイドのダイアラーをほとんど全て試してみましたが、全て「使えない」という結論になりました。

もともと、別のOSなので仕方がありません。

そうなってくると、可能性があるとすれば、BlackBerryのダイヤラーしかないのですが、BlackBerry World(BlackBerryのアプリ配信ツール)は全て英語で、私にはなかなかわかりませんでした。

 

答えは「sip.fm」

 

色々と英語を解読し、探し当てたアプリはsip.fmというダイヤラーです。

BlackBerry Worldの中にあり、普通にインストールが可能です。というより、「普通にインストールができる」だけで、こんなに嬉しくなれるのもBlackBerry使いだからだと思います。

BlackBerryを日本で使っていると、多くの場合は特殊なインストール手順が必要だからです。これは、また、別の機会に説明します。

sip.fmを使うことで、相手への発信が可能になり、一応アプリ起動中は着信も可能です。

ただ、着信には期待してはいけません。基本的に発信専用として運用して、着信は、音声SIMの番号に…というのが上手な運用の仕方でしょう。

格安SIMを使っていると、通話料金を考えてしまい、発信に躊躇するタイミングがあります。

最近では通話定額も出ては来ていますが、そこまで使わない…という場合、やはりこの運用方法は選択肢の1つになり得ます。

 

BlackBerryClassicを今から買おうと考えている方へ

 

BlackBerryClassicは非常に完成度の高い端末です。

日本での情報が少ないので、自分で考え、自分で対策することが求められますが、こんなに良い端末はありません。

私は、基本メール等のやり取りを中心に生活して、時々電話をかける、といった使い方をBlackBerryClassicで約3年間続けています。

日本語入力も結構間抜けな作りになっていますが、使い慣れてくると、素早く入力することも可能になります。

それでも、これから購入することはお勧めしません。

現在はBlackBerryClassicの2世代後継機となりますBlackBerryKEYoneという端末が発売されています。

BlackBerryは、BlackBerryを最後に自社OSを作ることをやめて、アンドロイド端末になりました。

BlackBerryClassicに搭載されているBlackBerryOS10は優秀なOSでしたが、時代の流れには勝てませんでした。

アプリの多さ、セキュリティの面から考えてもBlackBerryシリーズの中ではBlackBerryKEYoneが現状、最有力候補になります。アンドロイドが搭載されることで、できることが非常に増えました

「大は小を兼ねる」といったことわざがあるように

BlackBerryClassic→用途が制限される。

BlackBerryKEYone→用途の制限がBlackBerryClassicに比べて遥かに小さい

という明確な差がある為、これからはBlackBerryKEYoneを購入することをお勧めします。

 

私自身も欲しいとは思っているのですが、あまりに高額な為、買い換えることを躊躇しています。