富山県でギターを買う際に個体差を見ることはできない

 

目次

富山県は楽器屋が少ない

 

富山県は都市部と比べて、楽器屋が少ない県です。

楽器屋が少ないということは、楽器を選ぶことができないということです。

 

安い買い物では無い楽器を「選ぶことのできる人」と「選べない人」がいるとするなら

都市部は「選べる人」

富山県は「選べない人」

になります。

 

どうしても選びたい場合は、都市部まで行く必要があります。

 

楽器には個体差が確実にある

 

良い音が出る楽器、という定義は人それぞれですが、よく鳴る楽器は存在します。

それは、同じメーカーの同じギターを弾き比べても確実に違いは存在します。

様々な要因が重なってギターの音色は決まります。

 

よく言われる「アルダーの音」「マホガニーの音」「エボニーの音」も絶対ではありません。

使われている木は人間がそれぞれ違うように、同じ木であっても別の木です。

その為、同じギターというのは「おおよそ、この方向性の音色が出るギター」になります。

 

音は、同じ木を使っていても違うものです。

 

そして、その木の違いも含めて、組み込みや、様々な要因で、よく鳴るギターというのは出てきてしまいます。

同じ人間が同じように作っても、鳴るときと鳴らないときがあります。実は、ギターが鳴るかどうかは出来上がってみないとわかりません。

 

ギターを買う際に、「どうせだったら鳴る個体がほしい」と思うのは当然で、その確認に楽器屋に行くというのもわかります。

 

富山では比べることはできない

 

富山県は楽器屋が少ないので、同じ楽器の個体差を比べることができません。

その為、この楽器が鳴るのかどうかがわかりにくい状態になってしまいます。

 

これは都市部の人に比べると不利なことで、

「このギターはこんな音なんだ」で終わってしまいます。

そのギターが鳴るかどうかは、わからないので、気に入ったのであればそれで良いのですが、比べられない以上は

「個体差はわからない」という結論になります。

 

そうなってくると、楽器屋で買うことのメリットというのは薄れてしまいます。

 

ネットで楽器を買うことのデメリット、不安点として

 

・個体差がわからないので、はずれを引く可能性がある

 

ことがあります。

 

しかし、実は富山県で楽器を買うとしても条件は同じです。

 

・楽器が鳴るかどうかわからない

・無い楽器は注文するしかなく、その個体を買うしかない

 

という状況になりますので、それならば、種類を多く選べるネットで買っても変わらないのが現実です。

 

 

私が過去に買ったギターは

・ネット

・富山の楽器屋

・販売店に出向く(東京)

の方法で購入していますが

 

結果は

・ネット(○)

・富山の楽器屋(○)

・販売店に出向く(×)

という結果でした。

 

ネットと富山の楽器屋では「注文した楽器を買った」ので、それほどの違いは無いと言えます。