射水市で発達障がい者支援、個性を伸ばす

 

目次

発達障がいの特性

 

発達障がいと呼ばれる方が、増えています。

一言で発達障がいと呼ばれますが、その特性や個性は千差万別です。

多くの共通するような特性が公表されていますが、その特性は「もしかして自分もそうじゃないか?」と感じるものも多くあります。

 

その特性として有名なものに、コミュニケーションがうまくとれない、といったものがあります。

相手の気持ちを察したり、相手のことを考えて言葉を選んだりすることが得意ではなく、その為、自分では気づかない間に友人を傷つけてしまったり、不快な思いをさせてしまうことがあります。

そういったことを繰り返していくと、友人を失ったりして、結果的に孤立してしまうこともあります。

 

その為、孤独な思いをしておられる方も多くおられます。

 

ガチョックは、そういった方の居場所を提供しています。

 

同じ作業を繰り返すのが得意な方も

 

発達障がいがある方の中には「同じ作業を繰り返すことが得意」な方がおられます。

「障害」という言葉ではネガティブな意味合いばかりにとらえられますが、こういった特性は、非常にポジティブなものになります。

 

今日は、ガチョックで作業をしていただいた方も、そういった個性をお持ちでしたので、1つの作業をお願いしてみました。

すると、来所してから、自宅へ帰られるまでの約5時間続けておられました。

 

あまりに続けておられるので、こちらから「今日は終わりにしましょうか」とお伝えするほどでした。

 

人にもよるのでしょうが、その方の場合は、こういった作業が向いていたということ、それが苦にならないということは素晴らしいなと感じています。

また、今後も続けることで、成長していける作業でもあったので、これからを楽しみにしています。

その仕事が、その方にとっての居場所となればよいなと思っています。

 

自分自身、そういったやり方ができたのだと、今日は勉強になりました。

 

その方にあった支援、作業を

 

発達障がいというのは、一言で表せないものです。

様々な特性がある為、中には私に当てはまるものも当然ですがあります。

それこそ、「特性」と言われているものに当てはまらない人間はいないのではないかと思っています。

 

その特性がどれほど強く出ているのかが、障がいと呼ばれるかどうかを分けているだけに過ぎません。

 

 

発達障がいをお持ちの方もガチョックには通所しておられます。

ガチョックは小規模な施設ですので、その方その方に合った支援が可能で、新しく人が来られればその方に合った作業を作り出していければ良いなと思っています。

 

また、居場所としての機能も果たしていますので、就労継続支援B型事業所としてではなく、ここにいる職員や、利用者さんと一緒にコーヒーでも飲みに来ていただければ嬉しく思っています。

 

 

 

今日の1枚      

 

トイレが壊れたので、自分たちで何とか直そうとして、

マイナスドライバーがなかった為、5円をペンチで挟んで回そうとしたところ、敗北した5円玉

Nikon D90にて撮影

 

ちゃんとトイレは直しました。

50円玉を使って回しました。