スプラトゥーン2 S+スパッタリー・ヒューの立ち回り

 

目次

スパッタリー・ヒューの性能

 

スパッタリー・ヒューはスライドが使える軽量のマニューバタイプのブキです。

相手を倒せる速度が全武器でもっとも速く、相手と同時に撃ち合い相手と同じタイミングで初段が当たるならば、確実にスパッタリーが勝ちます。

こちらの攻撃が当たる範囲であるならば一方的に勝てる為、アタッカーとして機能することができます。

更に、軽量な武器の分類になりますので素早い速度で移動することも可能です。

攻撃力が高く、素早く動ける為、使いこなすことができれば相手を倒し続けることも可能になる性能をもっています。

 

デメリットとして、射程が短いことと、サブウェポン、スペシャルには恵まれていないことがあります。

まず、射程が短い為に相手に近づく前に気づかれると、射程外から撃たれてしまいこちらが一方的にやられてしまいます。

 

次に、サブウェポンはポイズンミストなのですが、これは相手の行動を制限するスペシャルで、相手にダメージを与えることができません。更に、その効果範囲を塗り返したりすることもできません。

相手にポイズンミストを当てたところで、相手の動きがその範囲内で遅くなり、インク回復もできなくなる、という程度でその範囲から出ると意味の無いものになります。

当たると相手を1撃で倒せる、スプラッシュボムやキューバンボム、いわゆる相手にダメージを与えることができるボム系に比べると見劣りします。

 

最後にスペシャルですが、アメフラシという効果範囲内に雨を降らし、相手にダメージを与えるものになりますが、この効果範囲内に4秒くらい相手が入っていないと倒すことができません。

雨が降るため、効果範囲は塗ることができるのですが、その塗り方も綺麗には塗れない為、あまり効果的ではありません。

 

これらのことから、メインのスパッタリーが強い分、サブ、スペシャルは恵まれていないブキということが分かります。

 

基本的な考え方と練習方法

 

基本的にはスパッタリーの強い部分を使い、弱い部分を補う考え方をします。

強いのは「近づいたときのスパッタリーの攻撃に勝てる武器はいない」ということです。

近距離武器の代表とも言えるローラーにも一方的に勝てます。相手が振り下ろす前に撃ち抜けます。

 

スライドを使う

 

スパッタリーの特徴として、スライドという特殊行動ができます。

このスライドを使えるか、使えないかでスパッタリーの強さが大きく変わるのでしっかりと使いましょう。ローラーに勝てるのもスライドを使うことが条件です。

スライドを使って攻撃すると、両手に持っている銃を1点のみに撃ってくれる為、攻撃力が段違いに上がります。

この時の攻撃力が、全武器で最強というわけです。

 

練習方法

 

武器の試し撃ちが可能ですので、その試し撃ちが「トレーニングモード」になります。

そのモードで

スライド→攻撃→ターゲットの破壊

を延々と練習しましょう。このスライドの距離や感覚を体に身につけることで、撃ち合いが確実に強くなります。

繰り返しの行為はつまらないですが、こういった練習をせずに上手くなることはあり得ません。

もし環境が許すのであれば、他のテレビを見ながらやっても良いでしょう。

 

ジャイロ感度

 

ジャイロ感度は人それぞれですが

私は「ジャイロ5、スティック3」です。

スパッタリーは接近することが多く、スライドを多様する為、視点を大きく変えるタイミングが増えます。その為、素早い視点変更が求められるので感度を5にしています。

スティックは移動の際にしか使わないので、自分が気持よく動ける程度にしています。

 

対戦中は可能な限りスライドで攻める

 

スパッタリーは歩きながら撃っても、その良さは発揮されません。

「スライド後の1点集中火力」が強いわけですから、基本的にはその行動しか使いません。

なので、可能な限りスライドを使っていきましょう。

スパッタリーのスライドは相手のエイムをずらす為にではなく、こちらの攻撃の予備動作に過ぎません。

横スライドして、相手がこちらにエイムを合わせる前にこちらが撃てば絶対に勝てます。同時であってもこちらが勝ちます。

スライドすることで、相手のエイムはもちろんずれますが、すぐに合わせられてしまいます。なので、スライドしてからお互いのエイム勝負をする、という考え方で撃ち合いをします。

エイム勝負をする為にはやはり、練習しなければいけません。

 

 

立ち回り

 

スパッタリー・ヒューの基本的な考え方です。

最後はスパッタリーで攻撃して倒すことになる為、どうやってスパッタリーの攻撃を当てるのかという話です。

 

ポイズンミストの役割

 

ポイズンミストは

①相手の動きを制限して位置を特定する

②相手の侵入を防ぐ

役割に使えます。

 

相手がポイズンミスト内に入ると、相手にエフェクトが発生して位置がわかります。

こちらが不意打ちする際などは、ポイズンミストを当てておけば逃げられることが少なくなる上に、位置が見えるので相手に対して有利になる為に余裕があれば使っていけば良いでしょう。

ただ、ポイズンミストのインク消費量が大きいので、ポイズンミストを投げてからどれくらいスパッタリーを撃てるのかは把握しておきましょう。

また、ガチヤグラではヤグラにポイズンミストを投げることで相手が何処に隠れているのかが見えるため、仲間が相手を倒しやすくなる効果もあります。

カンモンに入られた際は積極的にポイズンミストを投げておきましょう。

ガチホコでは、ガチホコを持っている相手の動きを遅くさせることが出来るため、守れるチャンスが増えます。

 

また、相手の侵入を防ぐ役割ですが、こちらは支援よりの使い方になります。

ガチアサリで、相手が侵入してくるルートは何度もやっていると予測ができます。そのルートにポイズンミストが置いてあると、相手は侵入を躊躇します。

多くの場合は別ルートからの侵入する方法に移行しますし、無理やり突っ込んできても、位置がわかる為、こちら有利で防衛が可能です。

ガチヤグラで誰も乗っていないヤグラにポイズンミストが置いてあれば、なかなか相手は乗りにくくなります。

ガチホコをとられた場合、ガチホコ前にポイズンミストを置けば、相手は前に来にくくなるでしょう。

 

アメフラシの考え方

 

スペシャルは使うタイミングが重要ではありますが、スパッタリーは前線で戦う武器ですので、必然的に自分がやられる可能性も高くなります。

スペシャルゲージがたまっているのに、自分がやられてしまいゲージを失うくらいなら、溜まった瞬間に使ってしまいましょう。

 

アメフラシは相手を動かす為に使います。

ガチヤグラで相手にヤグラを奪われているときにヤグラにアメフラシが重なれば、相手はヤグラを諦めて撤退するしかないでしょう。

相手が待っている場所にアメフラシがくれば相手は位置を変える必要があります。その結果、相手は有利なポジションを失うことになります。

これらは全てポイズンミストでできることなのですが、アメフラシとポイズンミストの違いは、ダメージが入ることと、効果範囲、少しだけ塗れることです。

大きいのがダメージがあることです。ポイズンミストはダメージが無いので、相手はその気になればミスト内に居座ることができますが、アメフラシはダメージがあり、4秒くらいでやられてしまうので、絶対にその範囲内から出なければいけなくなります。

この効果はポイズンミストの上位互換とも言えるでしょう。

 

さらに、効果範囲を把握しておくことで、アメフラシの範囲外に逃げる敵の行動の予測が可能です。

アメフラシの効果範囲がここまでなら、敵はこっちに逃げるしかないので、そこで待ち構える…。といった行動ができる為、有利に立ち回りが可能になります。

 

サブ、スペシャルの使い道

 

以上のことから、サブとスペシャルは相手の行動を制限し、スパッタリーの攻撃を当てやすくする為に存在していると考えて良いでしょう。

さらに、攻撃特化のスパッタリーのメイン性能と違って、サブとスペシャルは支援方向の性能を持っている為、仲間のサポートに使うことが出来る点でも、バランスの良い構成です。

 

メインの攻撃で相手を倒すことを考える

 

いくら支援方向のサブ、スペシャルを与えられているとはいえ、スパッタリーの本質は攻撃です。

戦闘の最前線で、相手を倒し続けることが役割です。

 

仲間の状態を確認しつつ、可能な限り最前線に行き、自分がやられるまで1人でも多くの相手を倒し続けます。

オブジェクトは仲間に任せる意識を持ちつつ、前へ前へ行きます。

まずは自分がやられることを恐れずに戦いましょう。

スパッタリーはやられることも仕事です。仮にやられたとしても相手を2人引きつけて、他は味方3人に対して相手は2人で味方が有利です。

相手2人に狙われても、スライドを駆使して1秒でも長く生き残りましょう。稼いだ時間分、仲間の支援になります。

 

基本的にはそういった考え方をしますが、カウントが進まない、仲間も前へ来てしまっている、自分以外がやられている、といった、勝利に結びつかない状況であればすぐに引き返して立ち回りを後ろ寄りに変えましょう。

どれほど自分が相手を倒しても、カウントが進まないのでは勝てません。

 

お勧めギア

ステルスジャンプ

スーパージャンプ時間短縮

カムバック

サブ性能アップ

 

スパッタリーとステルスジャンプ、スーパージャンプ時間短縮は相性が良い構成です。

前に出てやられたとしても再びスーパジャンプで最前線に戻り続けましょう。1秒でも速く最前線に戻り、1人でも多くの相手を倒し続けましょう。

ここに「カムバック」ギアを積むこともお勧めです。

カムバックは自分がやられて復活してから20秒間、イカ速、ヒト速、メインインク、サブインク、インク回復が上昇する為、よくやられるスパッタリーと相性が良いと思います。

そこに、カムバックでは補えないサブ性能アップを積むことで、ポイズンミストの飛距離が伸び、使えるタイミングが増えます。

遠くのチャージャーに投げることができたり、射程の短いスパッタリーにとっては安全に相手の嫌がらせができるようになる為、お勧めです。

 

私は、より素早く動きたいので、そこにイカ速を積んでいますが、ここは好き好きでしょう。

イカ速度があれば、相手に向かっていける速度が上がる為、より相手を倒しやすくなります。お勧めと言えばお勧めですが、ここにサブ効率や、メイン効率でも悪くは無いと思っています。

イカ忍者は強いのですが、イカ速が遅くなり、爽快感を感じられない為、個人的には好みではありません。

 

まとめ

 

・可能な限りスライドしてから攻撃する。

・スライドを使いこなすために試しうちで練習する。

・サブ、スペシャルは相手の行動を制限して、味方の支援、自分はメインで仕留める為に使う。

・基本的には最前線で戦い続ける。カウントが進まないと判断したら、しっかりと下がる。

・ステルスジャンプ、スーパージャンプ時間短縮、カムバックがお勧め