第13回 富山県精神障害者スポーツ大会「バレーボール」

目次

富山県精神障害者スポーツ大会

 

第13回となった、富山県精神障害者スポーツ大会が本日行われました。

利用者さんたちの姿を見に行こうと思い、見学に行きました。ガチョックも来年度、参加できたら良いなと思っています。

体育館が寒いのも忘れて、利用者さんの応援をしていました。

 

この大会自体は、かなり難易度が高い大会です。それ以外にも精神障害者に特定するならば卓球大会もありますが、比較にならないくらいの難易度があります。

 

バレーボールは難しい

 

バレーボール大会の難易度を上げているのは、普段からまったく練習していない為です。

卓球は、各施設内に卓球台があることも多く、身近なものですが、バレーボールは、真面目にやろうと思うと自分たちと対戦相手、合計12人が必要になります。

さらには、体育館が必要です。

このハードルを越えて日常的に練習することは、福祉施設にはなかなかハードルが高いものです。正直に言いますと、ガチョックでも厳しいと思います。

 

そうなると、大会には、ほとんど練習をせずに参加している状態になりますので、当然バレーボールの試合らしいものにはなりません。

サーブミス、レシーブミス等がほとんどで、スパイクは1試合で1回あれば良い方です。

そもそも、素人がバレーボールをするというのは、本当に難しいものです。

 

観客は面白い

 

そもそもテレビでやっているようなバレーボールの試合ではなく、応援する側は「サーブが入るのか?」「レシーブはできるのか?」という部分を楽しみます。

ちゃんとサーブが入れば歓声をあげ、レシーブできれば歓声をあげます。

この大会は施設対抗ですが、どの施設も同じようなレベルですので、応援する施設があるのであれば観客として楽しめます。

 

レシーブ→トス→スパイクといった、3回で返す形にはなりません。むしろ周りにパスすることはミスに繋がりかねない状況です。

最終的には、利用者さんは勝つために仲間を無視して、1回で相手のコートに返すという、何の競技をしているのかわからないことも多々あります。

そういったことを楽しみつつ、一生懸命に試合をしている姿を見るのは、とても有意義な時間です。

 

来年度、参加できるようでしたら、ガチョックも参加したいと思っていますので、応援にきてみてください。