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食事提供加算の廃止が検討されているようです。
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福祉新聞に食事提供体制加算を廃止する方針が書かれる
以下、原文です。
『厚生労働省は11月27日、2018年度障害報酬改定に関連し、18年3月末で終わる「食事提供体制加算」を延長しない考えを同日の「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」に示した。』
つまりは、2018年4月以降は、就労移行支援事業所、就労継続A型事業所、そしてガチョックが運営する予定である就労継続B型事業所の
食事提供の形が変わる可能性が非常に高い、ということです。
まだ、確定はしておりませんが、この日がとうとう来たな、というのが、正直な感想です。
食事提供体制加算とは何か?そして何が変わるのか
わかりやすく書くならば
「通所者1人に対して、食費として事業所に300円を支給します」
というお金のことです。もらった事業所はこのお金をどう使おうと自由ではありますが
多くの事業所は、このお金を利用していただいている方に還元し、食事代としてきました。
このお金が無くなるということは、事業所は食事代を支払うことが難しくなる。ということです。
そうなると必然的に、食事代を利用していただいている方に負担していただく決断をする事業所が増えるでしょう。
ガチョックも、やはりそう考えます。
どうして食事提供体制加算が無くそうとするのか
そもそもですが「なぜ、食費が支給されるのか」という話があります。
会社で働く人、私たちガチョックもそうですが、食費は自身の稼ぎで支払っています。
それが当たり前であって、支給されることは絶対にないのです。
つまり、「食費が支給されている状態」というのは常識で考えるならばおかしい。
そういう声が多数ありました。
その声が力を持ち、制度が動こうとしている。そういうことなのだと思います。
ただ、私たち福祉側からすると、痛手になります。
食事を安く提供できることは、施設としての魅力に繋がる部分もあったからです。
食事提供体制加算の廃止が決定された場合は、富山県内の福祉事業所で「食事提供を続ける」「食事提供をやめる」の判断がされることになると思います。
それは利用者さんの確保、という観点から、経営的な判断が問われます。
ガチョックは2018年1月10時点で、食事提供体制加算を申請することなく、開所予定です。
私たちとしても、残念な決断ですが、無くなる可能性があるものを申請する必要は無いと判断しました。
ただ、食事のありかたについては、毎日ではありませんが、何か一緒に食べるのも良いなと思っています。