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白色でも黒色でも無い場所になるべくいる意味、必要性
目次
勝ちと負け
世の中には、勝ち負けがたくさんあります。
・速く走れたら勝ち
・優れた技術を持っていたら勝ち
・お金をたくさん稼いだら勝ち
人間は、勝っていたいと思いますので、勝つ為に努力をします。
では、社会福祉士・精神保健福祉士の「勝ち」とは何でしょうか。
・素晴らしい支援をすること
・たくさんお金を稼ぐこと
が、職業としての「勝ち」と言えるのでしょうか
素晴らしい支援・お金を稼ぐ手段
素晴らしい支援、とは何でしょうか、抽象的で難しい言葉です。
以前勤めていた会社の上司に聞いたところ
「それは人それぞれ違うから」
と言われました。これも、難しい問題です。
精神保健福祉士の仕事を「支援」とするなら「精神保健福祉士によって支援が違う」のです。
精神保健福祉士の業務は抽象的で分かりにくい部分が多くあります。
素晴らしい支援というのは、それぞれに感じ方が違い、それぞれに方法が違います。
そして、精神保健福祉士はお金を稼ぐことが得意ではありません。
支援の過程で、お金を生み出すことが制度上、難しいのです。
「精神保健福祉士だからできる仕事」というのは実はありません。
「ケースワーカー」は誰でもできますし、その結果生み出されるお金も精神保健福祉士だからお金になる、ということはありません。
こうして考えると
精神保健福祉士は「勝ち」を得にくい存在だと言えます。
勝ちでも負けでも無い位置にいる
世の中は、勝ち負けで動いています。
だからこそ、ガチョックの精神保健福祉士は、あえて勝ち負けが無い場所にいるようにしています。
白と黒がハッキリしない場所というのは、貴重ですし、そういった職種は貴重です。
勝ったり、負けたりを繰り返すと疲れてしまいます。
そういったときに、ちょっと立ち寄ってコーヒーでも飲んでいけるような場所がガチョックですし
支援というものは、精神保健福祉士が偉そうにするだけではなく、誰でも支援者でありますし、支援を受ける側でもあります。
そういった、勝ち負けの無い場所で、少し休んでいけることを、私たちは意識しています。
支援をする際も、勝ちも負けも無く、利用者さんが結果に満足できれば良いと考えています。
そういった、競争から外れた場所としてガチョックを利用していただければ幸いです。