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福祉施設が地域の中で生きること
地域のお祭りにて Nikon D90にて撮影
目次
ガチョックは普通の一軒家
ガチョックは射水市戸破にある一軒家を使っています。もともとはごく普通の民家でしたので、当然ですが、住宅街の中にあります。
すごくありがたく思っているのですが、住民からの反対がありませんでした。
少しジャンルは違いますが、私が以前勤めていた会社では、施設を作る際に近隣の方から反対され、施工後に、目的としていた用途を変更する事になりました。
ガチョックも、場所探しをしている時点で、実は何度か断られています。厳しいですが、世間の見方という現実を突きつけられました。
その中で、快く使わせていただけたこの場所には、本当に感謝しています。
自分たちだけではできないことがある
私と、瀬川さんが中で家具の片づけをしていると、近隣の方が「ここに施設ができるのか」とガチョックをのぞきにこられたりしました。庭から。
私たちは窓を開けて挨拶したのですが、何とも言えない懐かしさすら感じる出来事があり、嬉しく思っています。
私たちはこの地域の中で新参ですので、この地域のことを知りません。
わからないことを近所の方に尋ねると「おっしゃ、ちょっと聞いてきてやるわ」と他の家に行って、情報を集めてくださったり、私たちにとっては本当に嬉しい出来事もありました。
できる限り、ガチョックとして、この地域に恩返しをしていこうと思っています。
地域の中で生きていく
町内会長さんに
「あんたら町内会はどうするの?」
と聞かれたので、ガチョックとして入ることにしました。
100%純粋な住民というわけにはいかないのですが、可能であれば、町内行事にも参加して行こうと考えています。
私たちのような新参が地域の中で根付いていくのは並大抵のことではありません。10年単位で時間がかかることです。
まずは、町内の方に、私たちのことを知っていただき、自分たちから歩み寄っていくことが必要だと考えています。