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ギター初心者が気楽にFコードを押さえるコツ
つらいときはトンネルと似ている、いつかは抜ける。という言葉からトンネルの写真にしました。
目次
押さえられないFコード
ギターを弾いた初心者が、必ずと言って良いほど押さえられないのが、Fコードです。
どういった押さえ方をするかと言いますと
こうなります。
4つの押さえ方が載っていますが、最初に使うのはこちらになります。
左下の押さえ方です。
まずは、この押さえ方をできるようになれば、弾き語りにおいて支障はありません。
このコードの何が難しいのかと言いますと、画像の通り、1本の指で、3つの弦を押さえなくてはいけないことです。
指の先端で押さえることも困難な中で、指の側面を使って、3本の弦を押さえなくてはいけない。そんなことは常人にはできません。
ギターを始める方の多くが、ここで挫折すると言われている理由が「とてもじゃないけれど押さえられない」ということです。
押さえる際の注意点
まず、Fコードの押さえ方として、全部の弦を人差し指1本で押さえなければならない、という思いがありますが、画像を見ると、押さえているのは3つの弦だけです。
それ以外の弦は、他の指で押さえていますので、押さえなくて良いのです。
まずはこの認識を持つことが必要になります。全部の弦を押さえようとして、力を入れても実は意味が無いものだったりします。
不慣れな時は、無理な力が入ってしまい、指が痛くなります。それは仕方のないことなのですが、無駄に力を入れない、無駄なことをしない、という意識が必要でしょう。
また、指がうまく動かず、押さえられない場合も、ゆっくりと繰り返し押さえ方の練習をしてみてください。鳴らすよりも先に、押さえられるようになりましょう。
反復練習を繰り返す
スポーツ等、どういったものであれ、上手くなる為には練習が必要です。
ギターはステージ上では華やかに見えますが、実はギタリストたちの生活は地味なものです。自宅で延々とギターを弾いていたら、友達がいなくなったけど、ギターが上手くなった。なんて話はたくさんあります。
私も、そういう人間で自宅でずっとギターを練習しています。それくらい練習しないと、上手くはなれないのです。
反復練習の方法ですが、F、F、Fと押さえ続けることになります。
これがとても退屈で、私には耐えられませんでした。
その為、テレビを見ながらギターを抱えて、Fコードを練習していました。これによって、ほとんどギターのことは考えていませんでしたが、3週間ほどでFコードがなんとか押さえられるようになりました。
ギターに触って、別に押さえられなくても良いや、くらいの気持ちで、テレビを見ながら延々とFコードが鳴ったらいいな、とギターで遊んでいました。
触り続けるということも、ある種の慣れが生まれ、効果的です。
もっと真面目にやった方は、早く上達するのでしょうが、テレビを見ながら(私はアニメを見ていました)のギターは、つらい時間をあまり感じさせず、延々と反復練習をするには最適です。
この習慣自体は現在も続いており、アニメを見ながらの反復練習と、音を出すときは、洋画の字幕版を無音にして見ています。内容は、ほとんど覚えていません。
もしかすると、私と同じような練習をしているギタリストは多く、ギタリストのオタク率が高いのも、そういった理由もあるのかもしれません。
私はギターを弾くようになってから、アニメを見始めましたので。