家庭用のギターアンプはどこまで必要か

 

目次

ギターアンプ

 

日本はそれぞれの居住スペースが近い為、ギターを練習するには不向きな環境です。

アコースティックギターでは弱音器、エレキギターではヘッドフォン等をして練習することが多く、音を出すことが難しい環境が多くあります。

 

富山県は持ち家率も高く、実家でギターの練習をする際でもアパート暮らしよりは気軽に練習が可能ですが、

それでも夜の練習には近隣に気をつかう必要があるでしょう。

 

真空管アンプが至高

 

ギターアンプを使ってきましたが、やはり真空管アンプの良さは別格です。

もちろん、安定感の面でトランジスタも良いのですが、ギタリストとして弾いていて気持ちよいのは真空管アンプであることは確かです。

 

しかし、自宅で真空管アンプを使うメリットがあるかと言えば、防音室等、音を出しても怒られない環境が無い限りは、無いと言ってよいでしょう。

真空管アンプも、大きな音を出さなくては面白くありません。

その大きな音を出せないのであれば、毎日の練習は、小型アンプ+歪みエフェクターで十分と言えるでしょう。

 

そもそもスタジオに真空管アンプを持ち込むような、強者で無い限りは、真空管アンプを使う機会も限定的です。

 

ライブハウスで真空管アンプがある場合、無い場合、様々なパターンがある為、基本的に自宅でどれほど良い音を出せても

本番(スタジオやライブ)ではあまり意味が無いと私は考えています。

 

小型の安いアンプで良い

 

自宅に真空管アンプを置く必要は、よほどの拘りが無い限りは必要無く、普通であれば、初心者セットについているような安いギターアンプで十分です。

 

ギターの音が出て、エフェクターの歪み具合がわかる。

 

それ以上の投資は、自宅用のギターアンプには必要ありません。

 

多くのギタリストは、スタジオ、ライブハウスにあるアンプを使う為、その場所によってアンプが変わってしまいます。

そうなってくると、一定の音色を出し続けようと思うと、ギターアンプをクリーンに設定して、歪みはエフェクターで作っている方がほとんどです。

 

その為、自宅での音作りも、家庭用のアンプをクリーンに設定して、エフェクターで作るようにすることで

どこでも同じ(近い)音色を出すことが可能になる為、家庭に真空管アンプは不要と言えます。