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ギター初心者に最も効果的な練習とは
目次
ギターの練習は苦痛でしかない
楽器の練習は、基本的に苦痛です。
苦痛でなければ、多くの人が楽器を弾けるでしょうし、「楽器を弾けること」は、特別なことではなくなるでしょう。
ギターを始めたころは
弦を押さえても鳴りもせず
そもそも弦を押さえるまでの指も動かず
「これは弾けるようになるまで、永遠に近い時間がかかる」
と、絶望するのが普通です。
この苦痛を乗り越えた人だけが、ギターを弾けるようになるのです。
苦痛の乗り越え方
苦痛を乗り切る上で、一番最初に必要なのは
「ギターをちゃんと弾くことを諦める」ことです。
苦痛なのは「ギターを弾こうとしているのに、弾けない」から辛いのです。
求めていた結果を得られない(ギターがちゃんと鳴らない)から苦痛を感じるわけで、それならば、最初から求めていた結果の水準を下げましょう。
まず、ギターを弾く工程を分解してみましょう。
ギターのコードを押さえる際は
①指を弦の上に置く
②弦を押さえる
③弦を鳴らす
工程があります。
まず、最初は
①指を弦の上に置く
工程だけをやってみましょう。
Cコードであれば、その形だけを指で再現してみましょう。
最初はそれすら難しいはずです。
1つの工程すらできないのに、3つの工程を同時に行ってもできないわけです。
これは単純に
Cコードの形を指で作り弦に触れる→離す
を延々と繰り返していきましょう。
これは単純な作業ですので、何も考えずにできるようにしていくと良いでしょう。
練習のポイント
こういった単純さ作業も、苦痛です。
可能であれば楽をしたいはずです。
基本的に何も考えずにこういった作業はできるはずなので
テレビ等を見ながらやってみましょう。
ドラマ1本みながら、ギターを抱えて
Cコードの形を指で作って、離す
といった動作を延々と繰り返していきましょう。
そうするとドラマも見れますし、ギターは弾けてなくても時間の無駄ではありません。
これを繰り返していくと、Cコードの形を体が覚えていきます。
あまり練習を意識せずに、ただ、ギターを触りながらテレビを見ている
という気持ちを大切にすることで、苦痛をより感じにくくなります。
見終わった後、ギターを弾くのも忘れてテレビに熱中しても良いと思います。
それは、そのテレビが面白かった証だといえます。
こうやって苦痛を可能な限り無くし、好きなことをしながらギターを単純に触って、同じ動作を繰り返すだけで
ギターが上達するはずです。