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コピーする場合のバンドスコアはフェアリーがお勧め。
目次
バンドスコアは2種類ある
バンドスコアは2種類あります。
・オフィシャル(公式)のバンドスコア
・非公式のバンドスコア
です。
公式のバンドスコアはアーティスト本人による監修を受けている為、ギターであれば、指板の動きが弾いている本人と同じですし、基本的に信頼しても大丈夫です。
しかし、非公式のバンドスコアはそうではありません。同じ楽曲であってもスコアによって押さえる弦や、コードが違います。
その為、バンドで演奏する際は、同じ楽譜を使わないとコードが違う場合があり、都合が悪いことがあります。楽譜は必ず同じものを使うようにしましょう。
非公式のバンドスコアはどうやって作られているのか
非公式のバンドスコアで有名な会社にフェアリーがあります。
様々なバンドスコアを販売している会社で、私もお世話になっています。
写真はテレキャスター・ストライプと、片目で異常に恋している、のバンドスコアです。
最近発売されたので、購入してきました。
ただ、このバンドスコア、実は耳コピで作られています。
更に、弦楽器を弾いたことが無い人が採譜していることもあります。
その為、何か所か間違っていることがありますし、弦楽器で弾くには不向きなフレーズがあります。
「え?このフレーズ、物理的に無理です」
という採譜がされていることが多く、「多少は自分で考えて変えていく」必要があります。
非公式のスコアは大切
非公式のスコアは、正確さでオフィシャルスコアには勝てません。
もし、オフィシャルと非公式スコアが並んでいて、同じ金額なら私は間違いなくオフィシャルスコアを買います。
しかし、実際、私は写真のように非公式のスコアをよく購入します。
そもそも、オフィシャルのスコアは、有名なバンドのものしかありません。
上記のテレキャスター・ストライプはオフィシャルスコアどころか、現時点でこのフェアリーから出ているスコアしか無いのです。
仮に、この曲をコピーしようという話になったら、ギタリストは本当なら耳コピから始めなければいけないのです。
その手間を考えると「ある程度の指針がある」状態はかなりのアドバンテージです。
ギターの練習にすぐに取り掛かれますし、音が違ったり、運指に違和感を感じたらちょっと変えてみれば良いのです。
その為、「もしかしたらコピーするかもしれない楽曲」はこうして購入することにしています。
次に、オフィシャルのスコアは大体が3,000円程度なのに対して、非公式のスコアは800円程度です。
ただ、オフィシャルスコアが10~15曲ほど収録されていますが、非公式はその1曲だけです。
コストパフォーマンスを考えれば、オフィシャルの方が圧倒的に良いのですが、大体コピーするときは「このバンドのこの曲をやろう」という話になります。
1つのバンドから1曲しか選ばれないことも多くある為、実は1曲のコピーに3000円を払うか、800円を払うかと考えると、1曲だけコピーする場合は800円の方がお得です。
そういった意味でも、こうした単体でのバンドスコアは重宝します。