人付き合いが苦手だからこそ、努力する

 

目次

人付き合いが苦手

 

私自身は人付き合いが苦手です。

人と関わる仕事をしているワーカーが何を言っていると思われるでしょうが、自身の性格的には内向的な人間です。

1人でずっとギターを弾いていたりするのに喜びを感じる人間です。

しかし、10年間ほど会社勤めをしてきましたが、人付き合いの大切さというものを思い知らされてきました。

仕事をしている中で、会社と会社との付き合いの中で、「澤田が言うのだから、仕方ない、話を聞いてやるか」という場面は確実に存在しました。

もちろん、企業と企業である以上は利害関係は存在しますが、そこに人と人との繋がりがあって、成り立っている部分もまた、存在します。

その為、苦手であっても、できる限りお付き合いをするべきだと考えています。

 

1人では生きていけない

 

仕事をしていたり、日常生活をしていて感じることは、1人では出来ないことがある、ということです。

 

例えば、私は就労支援をしていますが、利用者さんの就職支援の際、企業さんに出向くことがあります。その際に人事の方が

「澤田?誰だそれ、怪しいなぁ」

となるのと

「澤田か、あぁあの人ね、ちょっと会ってみるわ」

となるのでは、その後の話が変わってきます。

 

ここで、知らない人ということで追い返されるのか、知っている人だからと話を聞いてもらえるのか。この時点で、利用者さんの道を閉ざしてしまう可能性もあるわけです。

その為、知っている関係性、顔の見える関係性を築くことは大切だと考えています。

 

私自身、他人とのコミュニケーションが苦手で、話題に詰まることが多々あります。

その後、反省はしますが、改善がうまくできていません。つまり、不得意であるということです。

 

 

可能な限り外へ出ていく

 

 

不得意だからと言って、それをやらないでいるわけにはいきません。

人付き合いが苦手な私は、意識しなければ、誰とも付き合わずに生きていくことが確実です。

現に大学生の頃は、家と大学を往復するだけの生活をしていました。そして暇過ぎてギターを覚えました。

 

今や、利用者さんの人生がかかっていますし、その先には自分たちの人生もかかっています。

1%でも可能性が広がるのであれば、挑戦していくべきです。その為に自分を安売りすることも多々ありますが、自分を売っても誰も買ってくれないことも知りました。

支援者は偉く見えますが、ただの人間です。

ただの人間である以上、格好をつけても仕方がないので、可能性に手を伸ばす回数で勝負していくしかありません。

 

その為、可能な限り外部の方と話をするようにしています。

待っていても素敵な話は来ないので、自分から積極的に外に出ていく必要があると考え、不得意ですが、多くの方とお話をするように意識しています。

 

得意になる日は来ないと確信していますが、できないからこそ努力が必要です。

それを意識しながら、日々を過ごしています。