福祉職員と利用者さんとの距離感、付き合い方。

 

目次

福祉職員の立ち位置

 

福祉職員と利用者さんとの距離感は様々です。

現在の福祉業界では、施設ごとに距離感が異なるのが現状です。

 

富山県内でも

A施設は利用者さんと距離をとる傾向があり、指導的立ち位置でいることが多い。

B施設は利用者さんと距離が近く、友人のような関係性を作っている。

といった、各施設に色があります。

 

その施設による関係性の違いは、その施設の個性でもあり、利用者さんから選ばれる理由にもなります。

 

それぞれのメリット

 

職員が距離をとって、指導的立ち位置にいることは、就労支援においてはメリットでしょう。

就労支援は、会社への就職を目指すことが第一ですので、支援を行う精神保健福祉士は、友人よりも指導者の方が望まれます。

適切なアドバイスや、企業との調整などが業務になってきます。

 

まったく逆に、友好的な態度をとるのは就労継続支援B型事業所の役割です。

就労継続支援B型事業は「居場所、日中活動の場」を提供することを目的としている為

居心地の良さを出す為に、距離を近くすることが求められています。

 

ガチョックは、就労継続支援B型事業所ですので、指導的立ち位置もありますが、友好的でありたいと考えています。

 

ガチョックであることのメリット

 

ガチョックは、福祉施設ではありますが、多くのしがらみを持っていません。

様々なことに挑戦することが可能で、それらを応援することができる施設です。

 

福祉施設としては、不思議かもしれませんが

外部の利用者さんにお願いすることもあります。

 

その方が必要な場合は、外部の利用者さんにお願いして、協力していただいただくこともあります。

 

福祉施設として、そういった試みができるのは、ガチョックが少数で、決めたことを即座に実行、

また自由に発想できるからだと考えています。

 

距離感は施設それぞれですが

ガチョックは、利用者さんに対しても立場を考えるよりも、1人の人間としてお付き合いできればと考えています。