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富山県の雪道。車の運転は危険。予測することが大切。

     

大雪にて、道路の標識も凍っています。Nikon D90にて撮影

雪道は滑る?

 

雪道が滑る、というのは富山県民であれば誰しも認識していることだと思います。

しかし、実際はスタッドレスタイヤを履いている為、走行中はほとんど滑りません。そもそも、走っているときに滑るのであれば、カーブを曲がることもできないはずです。

ハンドルを切って、タイヤが動き、車が曲がるということは、滑らずに、タイヤが雪道に対してもしっかりと機能していることを意味します。

富山の雪道で、私は車が曲がらないという経験はしたことが無いので、常識の範囲内での速度で走っている場合、走行中に滑るということはまず、あり得ません。

雪で出来た轍や、雪道の凹凸によって、車が予期しない動きをすることがありますが、これは滑っているのではなく、車がそこにはまって持っていかれてしまっているに過ぎません。

そして、これらは雪道の状態をしっかり把握していれば、予測できることであり、回避することが可能です。

こういったケースでは雪道の状態を確認し、危険を感じたら、安全を確認の上、対向車線に回避するべきでしょう。側溝が見えないので、左側には行ってはいけません。

例:この雪の塊を踏んだら、もっていかれて側溝に落ちるかもしれない。轍に入ったら、対向車を避けられない、等。

危険回避の為に多少走行ラインを外したところを、警察車両に見られたこともありますが、特に何も言われませんでした。それは仕方のないことですし、事故車両の回避などで、どうしても普段の交通ルールを守ることが困難な場合もあります。そこは臨機応変に考えるしかないでしょう。

 

雪道での事故ケース

 

雪道での事故ケース、つまりは、車がコントロールを失うケースで最も考えられるのは、ブレーキの操作ミスです。

雪道はスタッドレスタイヤの影響で滑りにくいとは言え、通常時よりは滑ります。

ブレーキが効かずに前の車に追突

ブレーキを踏んだら、車がコントロールを失いスピン。

ということが多いのではないでしょうか。

雪道でのブレーキは非常に効きづらくなります。4WDだから止まる、FRだから止まらない、というのは関係ありません。どの車も滑ります。

性能の違いはありますが、ブレーキはどの車にも平等です。

走行速度を落とすことを前提としても

雪道では、どの車も、普通の止まり方では止まれません。路面の状態、どれくらい滑るのか、ブレーキを踏む強さはどこが適切か、を常に考えて「可能な限り安全」な状態で停止する必要があります。

ABSという車が滑ったのを感知した場合、強制的にブレーキをかける為の機能が車にはついています。ついていない車もありますので注意していただきたいですが。

雪道で急ブレーキを踏んだ場合、ブレーキを踏む足の裏に、「カタカタカタ」という振動が伝わってきます。それがABSが動いている状態です。

それが最も効率の良い止まり方である場合もありますが、基本は「急ブレーキ時に機能するもの」であり、

ABSが働いている時点で「あなたのブレーキは、この車が止まれる限界を超えて滑っています」という証拠なのです。

まずは、この機能が働かないブレーキの踏み方、自分の車が止まれる限界を知っておきましょう。

少し、ブレーキを踏む力を変えることで、どれくらい踏めば、どれくらい止まる、の雪道での感覚を養っていきましょう。

 

本来は、このABSが機能したと判断した瞬間に、少しブレーキを戻すことができれば良いですが、普通は一瞬でそんなことはできません。こういうのは毎日の訓練によってできるものです。

 

走行速度を落とすことが大切、しかし煽られることもある。

 

走行速度が速ければ速いほど、ブレーキのコントロールはシビアになります。

これは、雪道でも同じことなので、まずはブレーキの為に走行速度を落とすことが大切です。

ただ、走行速度を落とした結果である、大きな橋や、8号線などの混雑には嫌気がさしますが。それでも事故を起こすよりは良いと考えるべきです。

「雪道だから走行速度を落とそう」

ではなく

「止まれないから走行速度を落とそう」

と考えるべきです。

考え方を変えれば、ちゃんと止まれる(コントロールできる)なら普段60キロで走っている道は、雪が降っても60キロで走っても良いわけです。

私はそれができないので、やはり少し速度を落とします。車のコントロールがやりやすくなるからです。

速度を落とした結果、後ろの車両に煽られることがあります。が

無視しましょう

その人はあなたが急ブレーキを踏んだら絶対に止まれません。そのリスクを理解できない方は基本的に運転が下手です。

本当に運転が上手い人間は、絶対に止まれないことを自覚します。その結果、絶対に止まれる距離以上近づくことはあり得ません。

リスクを理解した上で走行できる人がリスクに気付かずに走行している人に合わせる必要は決してありません。

今年のような大雪の中では、煽られることより、それを嫌がって車線をずらして、先に行かせる方がリスクが高くなります。

避けた先に側溝があるかもしれません。雪で見えない部分はどうなっているかわかりません。

危険を予測し、リスクマネジメントを行っていきましょう。

 

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