富山県での自転車通勤、車は捨てられない。

 

目次

富山県は天気が悪い

 

富山県は、天気が悪い県です。北陸全体がそうなのですが、県別の年間降水日数が上位に食い込む等、通勤に自転車を使っている人間にとっては辛いものがあります。

 

基本的に自転車は雨に弱いものです。

夏でも雨が降れば、その中で自転車を走らせることは震えるほど寒い為、決して自転車で走りたいとは思えません。

私は片道15キロの自転車通勤を5年間程していましたが、やはり15キロを雨に打たれながら走るのは辛いものがありました。

 

また、富山県は雪が降ります。雪のシーズンは12月~3月くらいですので、このシーズンは自転車での走行が不可能になります。

つまり富山県は年間の「4ヵ月+雨の日」が自転車通勤が難しい日となる為、自転車通勤には不向きな県だと言えます。

 

天気予報を見て、割り切る

 

富山県での自転車通勤は、都市部の自転車通勤と違って割り切る必要があります。

例えば、都市部であるなら

自転車で会社に行ったものの、帰りに雨が降ってきた場合、その日は自転車を会社に置いて、電車で帰り、翌日晴れていれば、自転車で帰る。

といった選択がとりやすい為、富山県に比べると自転車通勤に向いていると言えます。

 

しかし、富山県の場合は、電車がほとんど機能していません。会社や自宅は駅から離れた位置にあり、通勤には不便なことがほとんどです。

その為、帰りに雨が降っても自転車で帰る。という覚悟が必要です。

 

自転車通勤を行う場合は、他に頼れる移動手段が無い為、自転車通勤が可能かどうかを天気予報を見ながら自分で判断する必要があります。

ここで、どこまで割り切るかを決めなければいけないのですが。

私は自転車通勤のルールをこのように決めています。

・会社に行くときに晴れていれば帰りに雨が降っていても仕方がない。(割り切る)

・朝、天気予報と空を見て、帰りに雨が降る可能性が高い場合はやめる。(別に濡れたいわけではない)

・雪が降ったらやめる。(走れない)

 

こういったルールを設定することは、大切なので、是非、自分でルール決めを行ってください。

 

富山では自転車+車が必要

 

富山で自転車通勤をする場合は、「自転車通勤を諦めなければいけない日」が確実に存在する為、どうしても車が必要になります。

私自身は、車に乗らない生活をすれば、車の維持費等も節約できて、上手くいけば車を買わなくても良いのではないかと考えて自転車通勤を始めましたが、なかなか現実は甘くはありませんでした。

 

当時住んでいた私の自宅、会社とも駅から離れていた為、電車の利用も現実的ではなく、雨と雪が降った際は車を使う必要があります。

 

その為、富山県での自転車通勤は

・ガソリン代の節約

・車の走行距離の節約

程度に考えた方が良いでしょう。