仕事の効率化、福祉事業所に人手は本当に必要か。

 

目次

効率化

 

仕事をする上で、効率化は欠かすことができません。

過去に事務関係の仕事をしていましたが、毎日それを繰り返していくならば

「どうやって効率化するか」がとても大切になってきます。

 

1日に1時間かかっていた作業を、ITの力を使って5分に短縮できたなら、その余った時間を別に使えると言えるでしょう。

 

例えば、就労継続支援B型事業所で役に立つかなと思える効率化で思いつくのが

「工賃の計算」です。

 

実は、就労継続支援B型事業所において、工賃の計算方法はその事業所の判断に委ねられており、その場所その場所で違っています。

 

そして、計算式が複雑な事業所もあり、それらを手計算で行うのは、時間がかかってしまいます。

この時間を短縮することで、計算する人も楽になり、メリットも大きいと言えます。

 

福祉は非効率なものですが、その中の事務作業は確実に効率化が可能です。

 

 

効率化によって人を雇わなくても良くなる

 

経理の仕事をITで一瞬で行うことが可能であれば、時間が余ります。

毎日の記録を一瞬で入力できるなら、時間が余ってきます。

電話を使わないなら電話番は不要です。

 

福祉事業所で考えるならば

こういった、「利用者さんと接している時間以外のもの」全てを効率化の対象だと考えるのが良いと思っています。

 

その効率化の結果、来所していただいている利用者さんと接する時間が増えるのであれば、福祉事業所としては大きなメリットだと考えています。

 

また、こういった効率化をはかることで、経理の為に人を雇ったり、無駄に職員を増やすことも必要ない為、

事業所としての経営にも優しくなるメリットがあります。

 

 

自分たちができることを増やす

 

こういった効率化にはITの力が必須です。

正確なデータ操作を行う為には、しっかりとしたITスキルが必要になってきます。

 

それらは、日々、自分たちが考え、研鑽していくことで、身についていくものです。

決して「あの人はパソコンが得意だから」というわけではなく

その人は、そういった努力をしましたし、その陰にはそれだけの失敗もしています。

 

もちろん、私たちもそうです。

 

自分たちで失敗して、学ぶことで効率化の鍵が見つかりますし

結果として、現状は就労継続支援B型事業所を少数精鋭で穏やかにやれています。

 

今度もITスキルを磨いていくことによって、さらなる効率化が考えられるので

人員不足ではなく、効率化不足ということも考えてみましょう。